仕入先や取引先からの信用不安の解消

代金を払わなければ、泥棒と同じ

商売である以上、御社にもお得意先があり、お取引先があるはずです。
会社の再建にあたって、特に仕入先や外注先の協力は大きなポイントになります。

商品を納入しても、その代金を払わなければ、それは泥棒と同じことです。
払う、払うと言って先延ばしして払わなければ、詐欺になります。
あなたがまじめに商売をして失敗したとしても、取引先から見れば、代金をもらえない以上、同じことなのです。

最悪の場合は納入停止もありうる

御社が支払日に「代金を払えない」、「すこし待ってくれ」ということになると、仕入先は当然、不安になります。
これまでの信頼感や取引実績にもよりますが、納得のいく説明がなければ、それ以上の納入をストップしてくるでしょう。

仕入が止まれば、商売は成り立ちません。
売るものがないのですから。
原材料の供給が止まれば、製造業は成り立ちません。
製品が作れないからです。
そして、外注先が仕事を引き受けてくれなければ、やはり製品が完成しません。
「人」という字がお互いに寄りかかって支え合っているように、ビジネスも取引先と支え合って成り立っているのです。

経営がどんなに厳しくとも、事業を継続していくためには、対処法について仕入先や外注先の理解を得なければなりません。
いかに誠実に正確に事情を説明し、支払いを待ってもらえるか。
そこが大きな分岐点になるでしょう。

おたがいの信頼関係が基本

まず、説明や交渉にあたっては、これまで育ててきた信頼関係が破綻しないように留意します。
仕入先や外注先あっての自分たちであり、これまでも、これからも、感謝が基本にあることをきちんと伝えます。
そのうえで、ていねいに事態を説明しましょう。

仕入先に資金繰りが苦しいことを知られると、他社や業界にそのことが知れ渡り、会社の風評被害や信用不安が起きるのではないか、と心配される社長もいらっしゃいます。
しかし、仕入先は売掛先に倒産されては困る立場ですから、「あの会社は危ない」などとウワサを広めることはありえません。

取引関係のない者や、競合企業なら「人の不幸は蜜の味」ということもあり、風評が伝わる恐れもあるでしょうが、そこは徹底的に情報管理をしておくべきです。

誠意をもって説明すれば理解は得られる

仕入先は、これからも継続して仕事が欲しいはずです。
そのためには売掛先に立ち直ってほしいというのが本音でしょう。
彼らに納得できる再建策を、数字を根拠に説明すれば、ほとんどうまく行きます。
ここでも、逃げずに正面から説明することが大切です。
まかり間違っても「社長が出張中」、「経理担当者が外出中」、そして電話してもつかまらない、などという対応を取ってはいけません。

私たちはいつも社長にこう話します。
「我々が映画のタワーリングインフェルノのスティーブ・マックイーンがごとく、燃えさかる現場に飛び込んで消火にあたるのだから、絶対に大丈夫。必ず解決できます!腹をくくって説明すれば何も怖くありません」と。
経営者が自信に満ちあふれた態度でいれば、信用不安など起きません。
堂々と、誠実に、説明しましょう。

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